プロテタイトの臨床試験

骨密度及び骨質劣化の予防と改善効果

被験者数30名
期間1年
臨床試験実施場所神奈川歯科大学付属病院 骨粗鬆症外来・放射線科
対象48歳~74歳の女性(平均年齢59.5歳±9.2歳) 
<カルシウムを基本素材としたサプリメントの摂取未経験者>
骨密度が激減する、48歳~74歳迄の女性 の方達を対象に臨床試験を行いました。

女性の場合、35歳以降は1年に1%ずつ 骨密度の減少がみられ又、 閉経後は1年に 2~3%ずつ骨密度が減少します。※1)

※1) WHO(1994)゛Assessment of fracture risk and its application to screening for Postmenopausal osteoporosis Report of a WHO Study Group″Worid Health Organization Technical report series 843

1.骨密度臨床試験結果

(1-a)被験者(62歳)プロテタイト摂取1年間の骨密度推移

この被験者の場合、骨密度測定の結果プロテタイト摂取前と比べ、腰椎骨密度で0.8%増加がみられ 又、大腿骨骨密度においては、プロテタイト摂取前と比べ骨密度が4%上昇し、維持以上の改善効果が認められました。

中央線は各年齢の骨密度平均線です。上下(±1%)線は域内にほとんどの人が収まるガイドラインです。

左(白色マーク)から右の順へプロテタイト摂取前,3ヶ月後,6ヶ月後,1年後(黒色マーク)の骨密度測定値です。

(1-b)腰椎骨密度及び大腿骨骨密度1年間推移グラフ―被験者30名平均数値―

・青い線は、被験者30名の腰椎及び大腿骨の骨密度平均数値1年間の推移グラフです。
・赤い線は、被験者30名の腰椎及び大腿骨の骨密度平均数値に標準減少率をあてはめたグラフです。
(通常はこのように減少していくという標準ラインです)

プロテタイト摂取1年後の大腿骨骨密度の平均数値は0.861g/cm2となり、摂取前と比較して
約0.41%骨密度上昇がみられました。又、腰椎骨密度においては摂取1年後の平均数値が1.065g/cm2となり、
摂取前と比較して約0.50%の骨密度上昇が見られました。

≪参考資料≫
プロテタイト非摂取者6名(48歳~74歳女性)

腰椎骨密度1年間の平均推移
(約3.9%減少)

大腿骨骨密度1年間の平均推移
(約2.4%減少)

神奈川歯科大学付属病院 骨粗鬆症外来 放射線科

骨密度が1年に2~3%激減する年代(WHO)を対象に行った実験の結果から、
プロテタイトは骨密度減少を抑制し改善効果のあることが示されました。

2.骨質(骨梁構造)臨床試験結果

(2-a)大腿骨頸部の骨梁構造解析画像

プロテタイト摂取前

プロテタイト摂取前の画像は、骨梁の断絶がところどころに見られ、梁の数が減少している様子を視覚的に確認することができます。

プロテタイト摂取1年後

プロテタイト摂取1年後の画像では、骨梁の断絶箇所が減少し梁が密になっており、骨梁構造が改善されている様子を視覚的に確認することができます。

(2-b)骨質(骨梁構造)の1年間変化率―被験者30名平均解析値―

(この表は、被験者30名の大腿骨骨梁構造の1年変化率の結果を表したグラフです。)

プロテタイト摂取1年後の骨梁構造は、10パラメータの内7パラメータにおいて1%以上の改善効果が認められ、特にフラクタル次元及び骨格面積については有意な改善効果が認められました。また、その他の3パラメータにおいても骨梁構造劣化の抑制効果が示されました。

ー神奈川歯科大学放射線学分野内 骨構造解析研究所ー